神経学的アプローチ 脳の働きは右脳と左脳では異なります。右脳は左半身の運動を支配し、左脳はその逆です。右脳は直
感やひらめきで左脳は論理的思考を得意にしています。我々が何気なくしている日常生活の動きや感
覚による刺激は様々に脳を刺激し時に左右の脳のバランスを崩します。
カイロ神経学では
眼球運動検査をはじめ各種の神経学検査によって左右の脳のアンバランスを評価し
それを修正します。治療としては手によるマニピュレーション(手技)のほか視覚や聴覚など様々な
感覚刺激を用います。
通常のカイロプラクティック治療の効果を高めるだけでなく、めまいや耳鳴り、頭痛、脳梗塞後の
リハビリなどでは特に有効です。
アプライド・キネシオロジー(AK) カイロプラクティックの主要テクニックのひとつで、筋力テストによって機能障害(*)を見つけ出す広範
な治療体系に特徴があります。健康は、構造・化学(栄養)・精神の三要素の調和がとれた状態をいいま
す。症状や姿勢から弱くなっている筋肉を見つけ出し、脊椎サブラクセーションだけでなく、頭蓋、経絡、
栄養など様々な要素を検査していく極めて応用範囲が広い治療法です。
*病気ではないが正常に働いていない状態。腫瘍や骨折などの組織的な変化を伴う病理ではなく、臓器の動きや働きが悪い
状態をいう。サブラクセーションも関節の動きが減少したもので機能障害の一種。 インジュリー・リコール・テクニック(IRT) 捻挫や打撲、骨折や交通事故など外傷を受けると、多くの組織が傷つきます。
通常の医療では骨がついたり、筋肉や靭帯の炎症が治まると「治った」「完治した」と考えます。
ところが筋肉や靭帯には固有受容器というものがあり、
外傷によってこれら固有受容器に異常が生じ、身体にさまざまな問題を引き起こすことがあります。
インジュリー・リコール・テクニック(IRT)は、それらの外傷によって身体に残った“傷害の記憶”を
解消するテクニックで、アプライド・キネシオロジー(AK)の大家・Dr.Walter.Schmittによって
開発されました。
IRTは急性・慢性を問わず用いられ、時に思いもかけない劇的な効果を発揮することもあります。
オステオパシー オステオパシーは1874年に米国の医師・A.T.Stillによって始まり、米国では医師としての地位が確立
されている他、ヨーロッパ諸国でも広く行なわれています。オステオパシーでは 人体の構造と機能を最
適な状態に保つため、手技によって筋、関節、筋膜、靭帯、内臓、神経などにアプローチし、血液やリンパ
液などの体液循環を促進し治癒力を高めます。
オステオパシーには、HVLA(スラスト)、関節モビライゼーション、筋(マッスル)エネルギー・テクニック
ストレイン・アンド・カウンターストレイン、ポジショナル・リリース、靭帯関節ストレイン(LAS)、
頭蓋(クラニアル)療法、筋膜リリース、内臓マニピュレーション、スティル・テクニックなど多くのテクニッ
クがありますが、大きく分けると、動きにくい方向へ動かしていく直接法(ダイレクト・テクニック)と、動き
やすい方向へもっていく間接法(インダイレクト・テクニック)があります。
マッケンジー・システム マッケンジー・システムとはニュージーランドのPT(理学療法士)ロビン・マッケンジーによって考案された
治療システムで、腰痛や頚部痛(とりわけ椎間板ヘルニアなど)に有効です。特徴的なのは頚椎や腰椎
を伸展位(反らせた状態)にもっていくことで椎間板の機能回復を図ることです。
その他の補助治療 経絡の調整や痛みや心理的なトラウマに対するIRT(インジャリー・リコール・テクニック)なども必要に
応じて使用します。